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不眠の不安がさらに不眠に
何かの加減でよく眠れないことは誰にでもあり、2晩くらい続けて眠れなくても、いつの間にか眠れるようになるのが普通です。
しかし、仕事上のミスなどが心の中で不眠と結びついたり、不眠による心や体の不調があったりすると、眠れなかった次の日に不都合が起こることへの不安がうまれて、不眠が慢性化するようになります。
さらには、不安や心配の対象が不眠そのものに向けられます。
もともと現実の出来事が原因で眠れなかったのに、眠れないことが不安になり、不眠の原因になるのです。
寝床に入った瞬間から、このような不安が頭に浮かんで、ますます眠れなくなるのです。
極端な場合、寝床につく前、夕方、さらには昼間眠るときの心配をするようになり、このこと自体が心の面で不調感を増すことになります。
眠るために寝床につくのは毎晩のことで、夜になると必ず寝床につくわけですから、不眠に対する不安が強くなると、寝床につくたびに不安に襲われることになります。
眠れなくて苦しかったことが頭から離れなくなり、人によっては寝床につくことさえ怖くなる場合もあるのです。
このように不安と不眠が悪循環を起して、互いに影響しあっていくような形で、不眠は慢性化し、不眠恐怖という悪循環にはまっていくのです。
うつ病がんばるな!
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