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体内時計の遅れを治す
体内時計がずれている場合には、通常使われている睡眠薬を投与しても治すことが困難です。
現在使われている睡眠薬は、脳の活動を静めることによって睡眠をもたらすもので、体の眠る準備が始まっていないときに使っても、頭はぼんやりするのみで、安定した睡眠をとることができません。
体内時計の作用で体に眠る準備がある程度始まっていないと、こうした薬は安定した作用をもたらすことができないのです。
最近では、体内時計に働きかけるメラトニン受容体作動薬という睡眠薬が日本でも使うことができるようになり、こうした薬をうまく使えば体内時計を調整することができます。
体内時計ずれている場合には、朝少しでも早く起きるようにして光を浴びる習慣をつけ、また就寝前の3時間ほどは明るすぎない環境で過ごすように心がけます。
睡眠相後退症候群になりやすい人は、もともと夜に強い傾向があり、夜眠る時間を更に遅らせる方法もあり、朝4時まで眠れない人は、もう少しがんばって7時まで起きていて、さらに次の日は、昼の10時まで起きているようにします。
1日に2〜3時間ずつ送られていき、適切な夜の時間に眠り、朝起きられるようにしていくのです。
うつ病がんばるな!
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