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暗い部屋が原因で不眠
寝床につくときは、電気を消して部屋を暗くします。
この暗さが原因で、なかなか寝付けない場合もあるのです。
人間は暗くなると警戒心が強くなるようにできており、感覚を鋭敏にして、他の動物が近づいてくるのを注意して生きてきたのです。
こうした警戒心は、現代の人間でいえば不安で、暗いところでは、大人になっても特別な理由がなくても怖くなり、不安が強くなるのです。
暗いといっても、鍵をかけた家の中にいるのですから、襲われることなどまずないのですが、それでも警戒心が強くなるのは、生き物としての習性、遠い祖先からの記憶が残っているせいです。
また、寝るときには一人で、人間は集団の動物といわれるように、集団を作り、その中で生きてきましたから、一人になるのは怖く、孤独は辛いことなのです。
夜に暗いところで警戒心が強くなっていると、思考面での変化も起こり、昼間考えたらそれほど深刻ではないようなことでも、暗い中ではいろいろ慎重になりすぎて、次々と悪い考えが頭に浮かんでくるのです。
暗い部屋の寝床の中で取り越し苦労を始めると、考えはなかなか明るい方向に向かわず、ますます辛くなってくるのです。
うつ病がんばるな!
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