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睡眠時の無呼吸症状
人間は眠ると体の筋肉が緩みます。
舌や気道周辺の筋肉も同じように力が抜け、舌が後ろに落ち込むことにより空気の通り道である気道が狭くなり、呼吸で空気が出入りするたびに喉辺りが振動して音が出ます、これがいびきです。
これがさらにひどくなると、喉のところが詰まって、窒息するような状態になります、これが睡眠時無呼吸といいます。
このまま窒息状態で息が止まるのかというとそうではなく、筋肉の緊張が回復して、目を覚まして息をしますが、睡眠は浅くなり目を覚ましてしまいます。
このため、一晩中浅い睡眠しかとれず、長く眠っているはずなのに日中は眠くなってきます。
睡眠時無呼吸症候群の症状として一番多いのは、朝、たっぷり眠ったという休息感が得られないことで、喉がつまると、目が覚めなくても睡眠が浅くなり、目覚めたときに口の中が妙に渇き、頭痛がすることもあります。
深い眠りが得られないために、脳が十分に回復できず、熟睡した感じがもてないのです。
無呼吸が続くと血圧はだんだん上昇し、脳に十分に酸素が供給されなくなります。
高血圧、脳梗塞、脳障害、心臓病、脳卒中といった病気を引き起こす危険性も出てきます。
また、このストレスにより、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌も高まり、血糖値の調節がうまくいかなくなって糖尿病を悪化させるいう弊害も出てきます。
睡眠時無呼吸症候群は中高年の肥満の男性に多く見られがちですが、痩せている人や、子供にも発症します。
原因として考えられるのは、下あごの骨格が小さい、首が太いなどの身体特徴、あるいは耳鼻咽喉科の病気によっても起こることがあります。
うつ病がんばるな!
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