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睡眠時間と寝床の時間の一致
不眠になると、眠りを確保しなければならないという思いに駆られて、寝床の中で長く過ごすようになりがちですが、寝床についている時間と、体と脳が要求する睡眠時間とにギャップが大きくなると、寝床の中で眠れないでいる時間が増えてきます。
睡眠の質が悪くなるので、夜中に何度も目が覚めたりして、熟睡感が減っていきます。
逆に、寝床にいる時間と身体や脳が必要とする睡眠時間とのギャップを減らすことができれば、苦しむ時間も減り、熟睡感がないという辛さから逃れられることができるようになるのです。
1週間の睡眠日誌をつけて、寝床にいた時間と寝床から離れた時間を計算し、その中の実際に眠れた正味の睡眠時間を出し、この2つの時間の差が大きいときは、寝床にいる時間を減らします。
例えば、夜11時に寝床について朝7時に寝床から離れる人は8時間寝床にいます。
その間、実際に眠った時間が6時間で、これで日中支障なく活動できるなら、この人にとって必要な睡眠時間は6時間ですから、寝床につく時間を遅らせたり、寝床から離れる時間を早めて一致させるのです。
これで、夜中に目覚めることが減ったり、熟睡感が得られるのです。
長く寝床に入っているのに熟睡感がなかったり、眠りが浅かったり、夜中に目が覚めるということを経験している人は、睡眠時間を短くしたらもっと辛い思いをするのではないかと心配するかもしれませんが、実は反対で、もう少し眠りたいぐらいが一番良いのです。
自分に必要な分しか眠らない、自然な眠りにつきあうだけだと決めておけばよいのです。
うつ病がんばるな!
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