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女性ホルモンで不眠
妊娠中には、寝ているときにも赤ちゃんの動きがお母さんに伝わり、そのため安眠できない感じになっていることがあります。
黄体期に昼間眠くなるのは、体温が下がりきらないために夜に熟睡できなくなることに加えて、黄体ホルモンが脳に対して緊張を和らげるように働くためだとも考えられています。
黄体ホルモンには安定剤と同じようにGABA神経系に対する作用ももっているからです。
妊娠後6ヶ月頃になるとお腹が大きくなり、物理的に寝苦しいことも増えてきて、この時期に注意することは、大きくなった赤ちゃんの圧迫によって無呼吸症候群が起こることがあることです。
月経前や妊娠中に睡眠の質が悪くなるのは、生理現象の延長線上にある症状で、女性としてのホルモンの機能がきちんと働いている証拠ですが、これがひどいときは注意が必要です。
更年期になると、黄体ホルモンや卵胞ホルモンの分泌が急激に減り、さらにこうしたホルモンを分泌させる卵胞刺激ホルモンや黄体刺激ホルモンの分泌が高くなります。
このために自律神経などに混乱が生じるような大きな影響が現れるため、睡眠にも影響が出ると考えられています。
うつ病がんばるな!
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