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早寝は不眠の原因
快適な睡眠を得るためにやっていることが、かえって眠りの質を悪化させて不眠症の原因となることがあり、仕事に余裕が出てきたり、子供が独立して手が離れるようになると、今まで睡眠時間を削って苦労してきた分を、多く眠って取り戻そうとするなどです。
しかし、睡眠は自分の意思の力ではどうにもならないところがあり、寝床につけば何時でも寝付くことができると考えがちですが、そう簡単ではないのです。
体内時計の働きによって、朝起きてから14〜16時間たたないと眠りの準備が始まらず、寝床に入ってすんなり寝付ける人は、寝床につく2時間くらい前からすでに眠りの準備が始まっていて、寝付きやすくなったときに寝床に入るからなのです。
睡眠のスタイルを自分の意思で無理に変えようとしたために、不眠になる人は多いのです。
眠る準備が始まる前の段階では、かえって目が冴える時間帯があることがわかっており、例えば、ふだん午前0時に眠る人は、午後8時から10時に床についても、すぐには眠れないのです。
理由は明らかになっていませんが、生理的に確かにあり、寝床につくのが、この眠れない時間に当たっていれば、いくら早めに寝床に入っても寝付くことができないのです。
眠くなってから寝床に入るという習慣をつけることが、眠りをよくするには大切なのです。
寝つきをよくするためにはいつもより少し早起きをして、早い時間に光を浴びるようにします。
光を浴びてから14〜16時間経つと眠気が出て来るので、早くに光を浴びることが重要なのです。
うつ病がんばるな!
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