肝臓の知識のルツボ3
肝臓は上腹部右、肋骨に守られた位置にあり、腹腔内で最大の臓器で、重さは体重の50分の1ほど、成人男性では、およそ1.2〜1.6sになります。
解剖学的には、大きく右葉と左葉に分かれますが、右葉と左葉の重さの比はl:5ほどです。
機能的な視点からは、門脈の枝分かれに沿った形で8つの部分に分けることができます。
肝臓には肝動脈と門脈という2つの血管によって血液が流れ込み、肝静脈で流れ出ていきます。
肝動脈は心臓からの血液により肝臓に酸素を配給し、門脈は消化管で栄養をたっぷり吸収した血液を肝臓に運び込みます。
肝臓には、門脈から80%、肝動脈から20%の割合で血液が供給されます。
肝臓内で肝動脈と門脈は枝分かれして細かくなり、(肝小葉)という、肝細胞が六角柱の形で板状に積み重なった構造の中に入り込みます。
肝小葉には約50万個の肝細胞が集まり、肝臓にはこの肝小葉が50万個ほどあります。
つまり肝臓には、2500億もの肝細胞があるのです。
肝臓内で枝分かれしてこまかくなった肝動脈と門脈は、肝小葉の中で(類洞)と呼ばれる毛細血管網を作り、肝細胞に酸素や栄養を届けます。
肝小葉の中心には中心静脈があり、中心静脈は集まって一本の肝静脈となります。
肝小葉で中心静脈に入った血液は、肝静脈に集まり肝臓から出て行きます。
また肝臓には(胆管)があり、肝臓内では門脈や肝動脈と並ぶように走っています。
胆管は、肝臓で作られた胆汁を胆のうに運ぶ役割を担っています。
肝臓で分泌された胆汁は、胆のうに一時的に貯められて濃縮され、総胆管を経て十二指腸に流れます。
肝臓の働きは500以上もあるとされますが、その働きは多岐にわたってとても複雑で、肝臓が人体内の化学工場とたとえられるほどです。
その中で最も重要な機能が(栄養の代謝)、(解毒)、(胆汁の分泌)の3つです。
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