ウイルス性肝炎の症状
肝細胞にウイルスが感染すると、生体はウイルスを排除しようと免疫機能を使って肝細胞ごと破壊し、このときの炎症がウイルス性肝炎です。
おもな肝炎ウイルスにはA型、B型、C型、D型、E型の5種類があります。
肝炎は、その病態によって、慢性肝炎、急性肝炎、劇症肝炎に分けられますが、慢性肝炎ではB型、C型肝炎ウイルスによるものが、急性肝炎ではA型、B型、E型肝炎ウイルスによるものが多いといえます。
劇症肝炎は急性肝炎の症状が急激に悪化するもので、発症から8週間以内に脳症など強い肝機能障害を起こし、致死率は7割ほどにもなります。
急性肝炎は発熱や全身倦怠感、食欲不振、黄疸などの症状が出ます。
急性肝炎の多くは自然経過で治癒することが多いのですが、慢性肝炎では長期間の肝臓の炎症により肝臓の組織が線維化し、肝硬変や肝がんに至ることがあります。
そのため、とくに慢性肝炎の原因となることが多いB型、C型肝炎ウイルスの感染予防と治療は、非常に重要な課題となります。
肝炎ウイルスは、その種類によって、経口感染(食べ物などによって感染)するものと、血液によって感染するものがあります。
肝炎ウイルスの検査は、さまざまな制度によって多くの機関が行っており、まずは、自身が加入している医療保険の保険者(政府管掌健康保険であれば社会保険事務所、組合管掌健康保険であれば健康保険組合、国民健康保険であれば市区町村など)に問い合わせてみます。
また、医療保険制度による肝炎ウイルス検査が受けられなかった場合や、他の制度で検査対象にならない場合でも、地域によっては保健所や地域の医療機関で検査を受けられる場合があります。
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