肝臓をいたわる生活
再生力が強く、四六時中パワフルに機能している肝臓ですが、やはり休息が必要で、そのためにはしっかりと睡眠をとることが大切です。
眠っているときはあまりエネルギーを必要とせず、肝臓での代謝活動が抑えられるため、肝臓の負担が減ります。
また入眠後に分泌される成長ホルモンによって、ダメージを受けた肝細胞が修復されるのです。
疲労した肝臓を癒して、その機能を十分に回復させるためには、毎日7〜8時間の睡眠が必要です。
同時に睡眠の質も大切で、夜寝る時間と朝起きる時間を決め、できるだけその時間を守るようにします。
規則正しい睡眠のリズムは肝臓のためだけでなく、健康の基本といえます。
入眠から3時間くらいの間がもっとも眠りが深くなりますが、成長ホルモンもこのときに多く分泌されます。
ただし入眠時間が遅いと成長ホルモンは十分分泌されなくなってしまいます。
遅くとも23時ころには横になるようにします。
どうしても夜に睡眠時間が十分とれない場合には、昼間、合間をみて横になる習慣を持ちす。
体を横にすると立っているときにくらべて30%も肝臓への血流量がふえるため、肝臓への負担が軽減します。
精神的ストレスも肝臓にとって大きな負担で、精神的なストレスによって自律神経の働きが乱れると、交感神経が優位になって血中のアドレナリンが増加し、脈拍がふえ、血圧が上昇します。
その結果肝臓への血流量が減少して、肝臓に負担がかかるようになります。
イライラや不安は肝臓の大敵です。
入浴は疲労回復や血行改善、さらに精神的ストレスの軽減などの役に立ちますが、入浴方法によっては肝臓に大きな負担をかけてしまいます。
入浴により体が温まると血液が皮膚の表面に集まって、一時的に内臓の血流量が減ります。
そのため肝臓の働きが低下し、熱い湯に長くつかるのは肝臓に大きな負担がかかります。
理想はぬるめのお湯で半身浴で、心身ともにリラックスできる入浴を心がけます。
昔から慢性病には温泉が効くといわれ、実際、効能として肝臓病を掲げる温泉も数多くあります。
しかし注意しなくてはならないのは、入浴は思っている以上に体力を消耗させるということです。
健康な人でも効能の強い温泉に長くつかっているとかなり疲れるもので、まして肝臓病の人であれば、その疲労が肝臓に影響を及ぼすことが少なくありません。
肝臓病には温泉が必ずしも悪いというわけではありませんが、長くつかる、何度も入るなど、疲れるような入浴のしかたは厳禁です。
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