肝臓病に適した運動
肝臓が悪いと運動をしてはいけないと思っている人が多いようですが、肝臓病の場合、過度の安静こそよくありません。
症状が安定しているときには、むしろ軽い運動を取り入れたほうが、肝臓病の回復に役立ちます。
運動不足になるとからだ全体の機能が衰え、抵抗力や免疫力も低下してしまいます。
また余ったエネルギーが脂肪となり、肥満や脂肪肝を招いてしまいます。
ただし、激しいスポーツは禁物で、毎日続けられるような、肝臓に負担の少ない適度な運動が理想です。
おすすめは有酸素運動で、なかでもウォーキングは、日常生活の中に取り入れやすく、日課として続けやすいです。
ウォーキングは、正しい姿勢で大きく手を振り、ある程度のペースで歩けば、ジョギングに近い運動効果があります。
そのうえジョギングのような足や心肺への負担がありません。
脂肪を燃焼させるためには30分以上続けて歩くことが必要です。
ただし、体調の悪いときや疲れを感じているときは無理をせず運動を中止します。
また黄疸や肝硬変で腹水がたまっている人、急性期や活動期の肝炎でAST、ALTが200IU/l以上ある人は運動を控えるようにします。
有酸素運動とは、呼吸によりたっぷりと酸素を取り込んで、その酸素を使って体の糖質や脂肪をゆっくりと消費しながらエネルギーを作り出すような運動をいいます。
それに対し、筋肉に蓄えられたグリコーゲンを、酸素を用いないでエネルギーに変えるようにしながら行う運動を無酸素運動といいます。
筋力トレーニングや短距離ダッシュなどが無酸素運動となります。
有酸素運動は筋肉に乳酸がたまらないので疲れが蓄積することがなく、心肺機能を高め、体に負担の少ない運動といえます。
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