D型肝炎の症状
D型肝炎ウイルスは血液を介して感染しますが、特殊なウイルスで、単独では存在できずに、感染にはB型肝炎ウイルスのHBS抗原を必要とし、そのため、輸血などを通じてB型肝炎ウイルスと同時に感染するか、すでにB型肝炎ウイルスキャリアだった人がD型肝炎ウイルスに感染します。
地中海沿岸地域やカリフォルニア、台湾など限られた地域で感染が見られ、日本ではほとんど問題になることはありません。
わが国でのD型肝炎ウイルスによるD型肝炎は、HBs抗原陽性者の0.6%ほどに過ぎないといわれています。
B型肝炎ウイルスと同時感染した場合は、ふつうB型肝炎が一過性に終わるため、B型肝炎がおさまるのと一緒にD型肝炎も治って、D型肝炎が慢性化することはほとんどありません。
しかし、B型肝炎とD型肝炎が同時に起きるために、症状が重くなりやすく、注意が必要です。
欧米では、1B型肝炎ウイルスキャリアへの重複感染による肝炎の重症化、劇症化が報告されています。
とくにB型慢性肝炎を起こしている人への重複感染は、肝炎症状の劇症化を起こし、D型肝炎の慢性化率が高くなるといわれています。
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