肝臓は栄養を代謝する
人間は食べ物として摂取した栄養素を、多くの場合そのままの形では利用することができません。
摂取された食べ物は胃や腸で消化・吸収されたのちに肝臓に運ばれ、化学反応によって生命を維持するために必要な物質に作りかえられるのです。
この一連の機能を代謝といいます。
肝臓は三大栄養素である糖質、脂質、たんばく質をはじめ、さまざまな物質の代謝を行う化学工場の中心といえます。
例えば、エネルギー源となる糖質(炭水化物)のついて、口から摂取した炭水化物は消化されて、吸収しやすいグルコース(ブドウ糖)に分解されて小腸から血液に入ります。
このグルコースはエネルギーとして利用されますが、肝臓に運ばれた余分なグルコースはグリコーゲンという物質に代謝さて貯蔵されます。
血液中のグルコースが減ると(血糖値が下がると)、肝臓に貯蔵してあるグリコーゲンはグルコースに変えられて血液中に送り出され、エネルギーとして利用されます。
糖質や脂質、たんばく質をはじめ、さまざまな物質が、消化・吸収されたあとに肝臓に運ばれ、生命を維持していくために必要な物質として作りかえられたり、再合成されたりしているのです。
肝臓は、栄養の代謝や胆汁の分泌、解毒など肝臓の主要な役割を担う(肝実質細胞)と、それ以外の(非実質細胞)とで構成されています。
この肝実質細胞が肝細胞と呼ばれるもので、その数はおよそ2500億個です。
肝臓全体のおよそ70%が肝細胞(肝実質細胞)、30%が非実質細胞で構成されています。
非実質細胞には、クッパー細胞、肝星細胞、胆管上皮細胞、中皮細胞などいくつかの細胞が含まれます。
肝星細胞はビタミンAの貯蔵とコラーゲン線雑の産生を行い、肝線維化や肝硬変との関係が注目されています。
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