髪によい食事と生活習慣とは
髪は毛乳頭を通して、毛細血管から栄養を取り込んで育ちますが、生命維持に関係のない髪には栄養補給が後回しになります。
そのためダイエットなどで栄養不足になったり、栄養が偏ったりすると、髪に栄養が行き渡らず、脱け毛や細毛を招いてしまいます。
髪はたんばく質でつくられ、髪の傷みや抜け毛が気になるときは、肉、魚、卵、大豆製品などのたんばく質をバランスよく食事に取り入れます。
また、たんばく質は体内でいったんアミノ酸に分解されて、再び髪のもとになるたんばく質に合成されますが、こうしたたんばく質の代謝を助ける働きをするビタミンB群をとることも重要です。
とくにB6は代謝をうながす中心的な栄養素で、イワシ、カツオ、マグロ、バナナなどに多く含まれています。
ほかに、海藻に多く含まれるヨウ素は髪のツヤをよくし、カキなどの貝類に多く含まれる亜鉛は抜け毛を予防します。
ビタミンA、C、E(Pl19)も、活性酸素を除去して頭皮や髪を健康に保ちます。
動物性脂肪、香辛料などの刺激物、糖分は多くとると、皮脂量が増えて頭皮のトラブルや抜け毛の原因になります。
血圧を上げる塩辛い食品も、血流を悪くするので過剰摂取は避けたはうがよいです。
夜、眠っている間に副交感神経が優位に働き、リラックスした状態で血管が拡張して血の巡りがよくなります。
すると毛母細胞に栄養が多く運ばれ、新陳代謝が活発になり、髪が成長しますので、髪の成長のためには、よく眠ることも大切なのです。
さらに、22時から午前2時は、もっとも成長ホルモンが分泌されて髪が成長する時間といわれています。
現代のライフスタイルでは22時に就寝することはむずかしいですが、せめて午前0時には眠るようにします。
深く眠ることで副交感神経がよく働き、血流もよくなって成長ホルモンが多く分泌されます。
心地よい寝具を選び、ぬる目のお風呂にゆっくり入るなどして、質のよい深い睡眠をとるようにします。
髪によくない生活習慣もいくつかありますので、注意が必要です。
@ストレスをためこむ
ストレスが続くとからだの血流が悪くなり、髪に十分な栄養が送れなくなって髪の成長を妨げます。
その結果、抜け毛が増えたり、脱毛症を発症することがあります。
適度な運動をしたり、好きな場所に出かけたり、趣味を楽しんだりしてリフレッシュする時間をもつようにします。
十分な睡眠をとることもストレス解消に効果があります。
A紫外線の浴びすぎ
外出先で紫外線を浴びすぎると、頭皮の炎症、髪の乾燥や脱色などのトラブルを招いてしまいます。
夏は日傘や帽子、UVカットのヘアスプレーなどで紫外線を防ぎます。
B毎日の朝のシャンプー
髪は睡眠中に伸びるので、毛穴に汚れや皮脂がつまったまま眠ると、髪の成長を妨げてしまいます。
シャンプーは朝より夜がおすすめで、朝行うときは、急いでいても頭皮をしっかりと洗います。
また、シャンプー剤の成分を頭皮に残すと、毛根にダメージを与えて抜け毛の原因にもなるので、すすぎもしっかり行います。
Cブラッシングのしすぎ
ブラッシングは、頭皮の血行をよくし髪をつややかにしますが、抜け毛や枝毛の原因になるので頭皮や髪を傷つけないようにします。
D喫煙
タバコに含まれるニコチンは毛細血管を収縮させ、その結果、血流が悪くなり髪に栄養がスムーズに運ばれず、髪が育ちにくくなります。
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