たるみの原因とは
上まぶたやほおなど、肌がゆるんで下がってくるたるみは老けた印象や疲れを感じさせます。
たるみは、シワと同じように皮膚の弾力性を保つ真皮の成分、コラーゲンやエラスチンといった線維の変形や老朽化によって起こります。
20代までは、線維に弾力性があり、保湿性も高く、肌はうるおいを保ってハリがあります。
この段階では、皮膚は顔の骨や筋肉にしっかりくっついている状態ですが、年齢とともに、徐々に弾力を失い、顔の筋肉や骨への吸着力も落ちて、皮膚や脂肪が下がってきます。
その原因には加齢や紫外線、ストレス、喫煙などがあります。
紫外線を浴びると、コラーゲンやエラスチンなどの線維がダメージを受けてもろくなり、切断されて減少します。
そのためピンとはっていた肌は弾力性や張力を失って、たるみが発生します。
加齢によるたるみも真皮の線維に関係します。
真皮の70%を占めるコラーゲンは、ゴムのように弾力がある線維で、細胞ではないため、表皮細胞のようにターンオーバーで生まれ変わることはありません。
そのため年を重ねると古いゴムのように弾力を失います。
真皮の中に存在している線維芽細胞から新しいコラーゲンがつくられることはありますが、再生には最長6年間かかるといわれています。
40代以降になると、再生も行われにくくなり、線維が古くなるだけでなく、量も減っていき、表皮を骨や筋肉に引きつけておく張力を失います。
皮膚のたるみは、紫外線や加齢によって真皮が弾力を失って起こるはか、筋肉の衰えにも関係しています。
顔にはさまざまな表情をつくる表情筋があり、これらの筋肉が衰えると、皮膚や皮下脂肪の重さを支えきれず、たるみが発生します。
加齢によるたるみは、表情筋が衰えて起こるのがほとんどで、一方10〜20代の人もストレスを感じたり、徹夜をしたりしたときは、体の筋肉が硬直し、疲れがたまるのと同じように、顔の筋肉も疲わ、筋力が低下して肉が下がります。
さらに急激なダイエットなどでやせたあとにも、たるみは起こります。
ダイエット前に、ほおにあった皮下脂肪がなくなると、それまで引き伸ばされていた皮膚がたるんでしまうのです。
年齢が上がるにつれ、顔だけでなく腰やおしり、ウエスト、二の腕など、体のたるみも発生します。
体のたるみも顔と同じように筋力の低下が原因です。
30歳を過ぎると新陳代謝や筋力の低下にともない、おなかや腰まわりに皮下脂肪がつきやすくなります。
皮下脂肪はあまり使わない筋肉の周囲につきやすいので、ふだんから運動を心がけている人は、たるみもあまり気にならないかもしれません。
たるみが目立つのは運動不足ぎみの人で、運動不足だと筋力が衰え、全身がたるみがちに。体のたるみは姿勢の悪さにつながり、猫背になったり、骨盤がずれたりなど悪循環におちいります。
まずは姿勢を正すことから始め、徐々に運動習慣を心がけるようにします。
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