敏感肌のお手入れとは
敏感肌の人の皮膚は、角質層が水分を保つ力や皮脂量が不十分なため、バリア機能が低下して刺激に弱くなっており、バリア機能を改善するには、スキンケアで肌の乾燥を防ぐことが大切です。
洗顔は洗顔料をよく泡立てて、泡で洗い、ゴシゴシこすると汚れといっしょに必要な皮脂まで落としてしまいます。
熱い湯は皮脂を落とすので、30度くらいのぬるま湯で洗います。
界面活性剤に触れている時間が長いと、それだけで皮脂が奪われるので手早くすませます。
ノーメイクのときは洗顔料を使う必要はなく、湯で洗い流すだけでも汚れは落とせます。
洗顔料は香料が含まれていない固形タイプの洗顔石けんが比較的刺激は少ないようです。
自分の肌に合ったものを選ぶようにします。
バリア機能の改善には、水分と油分をたっぷり補給することが大切です。
洗顔のあとに化粧水をつけて水分を補給し、水分が蒸発しないように乳液かクリームの油分で「ふた」をします。
乳液ではもの足りないけれど、クリームのべたつきが気になる場合は、乳液のかわりに保湿成分配合の美容液にします。
敏感肌はいろいろな化粧品を使うと、かぶれる成分に出会う確率が高くなるので、なるべくシンプルなスキンケアにします。
スキンケア用品は、さっぱりタイプではなくしっとりタイプを選びます。
アルコールや角質除去成分の含まれるものは避け、セラミドやヒアルロン酸など保湿成分配合のものを選ぶとよいです。
新しい化粧品を試す場合は、少しずつ肌を慣らすようにつけ、しみたりほてりがある場合は、使用を2〜3日中止して様子を見ます。
肌が乾燥する人は仕上がりのよいリキッドファンデーションを選びがちですが、リキッドファンデーションには乳化剤や防腐剤が配合されていて、これが刺激となることがあります。
水分の含まれないケーキタイプのパウダーファンデーションなら、これらの成分ははとんど配合されていないので、まだ刺激が低いといえます。
ファンデーションをつけない場合は、保湿クリームを塗ってフェイスパウダーを重ねます。
敏感肌にとって紫外線は大敵ですが、日焼け止め剤は肌への刺激が強いので、慎重に選ぶようにします。
保湿成分配合のクリームで保湿をしたあとに、SPF値10〜20程度の低刺激のものをつけます。
メイクをした日はクレンジングが必要ですが、皮脂を奪いすぎるオイルタイプは避け、洗い流せるクリームタイプで手早く落とすようにします。
@化粧水
洗顔後すぐに化粧水を手でつけ、パッティングは刺激となるのでやめます。
A乳液・クリームまたは美容液
保湿成分配合の乳液かクリーム、または美容液を塗り、水分を閉じ込めて皮脂膜をつくります。
B日焼け止め剤・ファンデーション
外出には低刺激のSPF値10〜20程度の日焼け止め剤を塗り、フェイスパウダーを重ねるか、パウダーファンデーションをつけます。
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