手と爪の乾燥予防とお手入れ
手のひらには汗はよくかきますが、皮脂腺がありません。
手をひんばんに洗う習慣のある人や水仕事を素手でする人は、手あれをすることが多いようです。
よく使う利き手の親指などから乾燥しはじめ、皮膚が硬くなり、指紋がなくなったりひび割れができたりします。
放置していると乾燥はほかの指にも広がり、かゆみやひび割れ、出血などの症状にすすみ、そうなると、手あれの悪循環におちいって、治りにくくなります。
手あれの予防と改善は、水仕事のときに徹底してゴム手袋で保護をすることからはじめます。
洗剤は絶対に素手でさわらないようにします。
野菜の泥やアクでもあれるので、野菜を洗うときにはポリエチレンの薄手の手袋を使います。
水に触れたら清潔なタオルでよく水気を取り、ハンドクリームを塗って保湿をします。
台所や洗面所だけでなく、いろいろな場所にハンドクリームを置いておくと、気づいたときにさっと塗ることができます。
ハンドクリームは保湿成分の尿素が配合されたものが効果的で、さらに1日に1回はすみずみまでクリームを塗って、マッサージをします。
爪は根もとにある角質の部分が変化してできる硬い組織です。
角質は死んだ細胞なので、爪の美しさを保つには、外からのお手入れが重要です。
爪の表面はクリームを塗っても浸透しないので、根もとにある爪母の部分に塗ってマッサージをします。
爪の周囲の皮がむけるのは乾燥が原因です。
ハサミや爪切りでさかむけをていねいに切りとり、クリームで保護します。
爪の割れや欠けは栄養不足が考えられます。爪の健康のために、たんばく質とビタミンA、B、Dをとるようにします。
爪には7〜12%の水分が含まれていますが、脂肪量は0.15〜0.75%と少なく、そのため水分を吸収するような物質に触れると乾燥してもろくなり、爪の表面があれます。
とくに除光液に含まれる成分は、爪から水分を奪い乾燥させます。
爪のためには、ベースコートを塗って爪を守り、マニキュアの上にはトップコートを塗って長持ちをさせ、除光液を使う頻度を少なくするのが大切です。
除光液を使ったらかならずクリームを塗って、1〜2日はマニキュアをつけないで休ませます。
つけ爪は自分の爪との間に水分が入って細菌が感染したり、つけ爪がはがれて自分の爪を傷めたりすることがあります。
つけ爪は爪に負担になるものと心得て、違和感があったらすぐにはずすようにします。
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