くすみの原因とは
くすみは肌の透明感が失われて、顔色が沈んで見える状態をいい、くすみの大きな要因は血行不良です。
血行が悪いと、栄養や水分、酸素が十分に行き届かないため肌が栄養失調となり、よい状態を保つことができなくなります。
人間の筋肉が活動するたびに排出される二酸化炭素は、やがて血液中で黒く変化しますが、血行不良が起きていると、その黒い血液が停滞気味になり、くすみを引き起こします。
ほかとくらべて皮膚の薄い目のまわりでは、黒い血液が透けて見えやすく、それがクマとなってあらわれます。
くすみのもう1つの大きな要因は、加齢によるターンオーバーの乱れで、ターンオーバーが遅れると、表皮の古い角質がはがれ落ちず、角質が分厚くなったり、キメが粗くなったりします。
そこに光が当たっても、くもりガラスを通したように透明感がなく、くすんで見えるのです。
これらの原因は、ホルモンバランスの乱れや疲労、お手入れ不足による肌の乾燥や皮脂の酸化に加えて血行不良が挙げられます。
くすみを解消するには、まず血行をうながすことが大切ということになります。
血行不良は、おもに睡眠不足や疲労、ストレス、血流をうながすビタミン類の不足が原因で、血管が収縮することで起こります。
通常、眠っているときは、体を緊張から解きはぐし、休息させる副交感神経の働きが優位になり、全身の血管が広がるため、血液はスムーズに流れます。
睡眠不足になると血管が収縮している時間が長くなるので、血流がとどこおりがちになります。
また、過度のストレスは交感神経を刺激して、筋肉を緊張させ、副腎皮質からは大量のアドレナリンが分泌され、血管の収縮が起こります。その結果、血流が悪くなります。
また、姿勢が悪いと顔や頭に血液を運ぶ首の血管が圧迫されて血行が悪くなります。
長時間同じ姿勢を続けているのも、筋肉の緊張から血行不良を招きます。
デスクワークをしているなら、1時間に1回ぐらいは簡単なストレッチで筋肉の緊張をほぐします。
目の下にできるクマは原因によって3種類あります。
1つめは目の下の薄い皮膚を通して血液のよどみが青黒く透けて見えるタイプで、これはくすみの一種で、目の疲れや冷えから起こる血行不良が原因です。
10代から起こり、寝不足をすると悪化します。
目の下の皮膚を引っ張ってみると、多少色が薄く見えるのが特徴です。
2つめは加齢で目の下の皮膚が薄くなり、コラーゲンが減って皮膚がたるみ、黒く見えるもので、メイクで隠すことはできません。
たるみなので上を向くと色が薄くなります。
3つめが小さなシミが集まって茶色く見えるものです。
目をこするクセのある人にできやすく、シミの一種なので、寝不足をしても色が濃くなったり、引っ張ったり上を向いても色は薄くなりません。
自分のクマのタイプがわかったら、1つめはくすみ対策を、2つめはたるみ対策、3つめはシワの対策で改善します。
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