皮膚はさまざまは刺激を受けている
皮膚は体の外側からさまざまな刺激や影響を受けており、紫外線、乾燥した空気や気温の低下、洗剤や化粧品に含まれる成分が刺激になったり、アクセサリーなどの金属類、ヘアケア製品、衣類などが原因でトラブルが起こることもあります。
紫外線は、日焼け（皮膚やけど）を起こさせるほか、シミやシワ、たるみをつくります。
空気の乾燥や気温の低下は、肌の乾燥を招きます。
さらには、乾燥すると肌のバリア機能が低下するために、敏感肌になってしまいます。
洗剤や化粧品、金属類、ヘアケア製品などは接触した部分にかぶれ、接触性皮膚炎を起こすことがあります。
アクセサリーにかぶれるのは金メッキの下に施されたニッケルというアレルギーを起こしやすい金属のメッキが汗などで溶け出したためです。
そのほか、下着の締めつけや摩擦で皮膚が黒ずむこともあります。
皮膚トラブルには、偏食による栄養不足や、睡眠不足、ストレス、疲労、病気などのからだの内側の原因があります。
体のニキビも、脂っぼいものや糖質のとりすぎ、ストレス、睡眠不足、ホルモンバランスの乱れ、便秘などが原因でできます。
肌のくすみは栄養不足やストレス、睡眠不足、運動不足、喫煙などにより、からだの血行が悪くなるために起こります。
肌のカサつきや肌あれもストレスやビタミン不足、睡眠不足などで、肌の保水能力が低下して起こります。
なお、皮膚トラブルに加え、体調不良や月経不順など、体の内側にも変化がある場合は、婦人科系などの病気が潜んでいるかもしれませんので、自己判断せずに受診し、診断してもらいます。
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