体ひじひざかかとの乾燥予防
体の皮脂量は、頭、顔、背中、胸の順で多く、腕や足は少ないのが一般的です。
腕や足が粉をふくようになるのは、皮脂の分泌が少なく皮脂膜が十分に張れず、水分が蒸発して角質がはがれやすくなっているからです。
さらに、角質層のバリア機能が壊れ、外界の刺激に敏感になって炎症がおこり、赤くなったりかゆくなったりすることもあります。
保湿をしてもおさまらない場合は、乾皮症といわれる疾患の可能性もあるので、受診する必要があります。
不要なダメージを避けるために、ボディも場所によって洗い方や保湿の方法を変えていきます。
・皮脂の多い背中や胸
皮脂の量がふつうか多めの人は、毎日石けんで洗っても大丈夫ですが、皮脂が少なく乾燥気味の人は、石けんを使うのは2〜3日に1回程度でもかまいません。
手か綿タオルで石けんをよく泡立てて、なでるように洗うのが基本で、ナイロンタオルやボディブラシでゴシゴシこするのは、肌のためにはあまりおすすめできません。
石けんを使ったら、肌に残らないようにぬるま湯でよく洗い流します。
保湿はしなくてもかまいませんが、乾燥を感じたときは、油分の少ないボディローションを少量つけるようにします。
・皮脂の少ない腕や足
汗は水溶性の汚れなので、お湯で流すと落ちますので、石けんは夏なら3日に1度、冬は週1回で十分です。
保湿は、油分を含むクリームをていねいに伸ばします。
空気が乾燥する冬だけでなく、1年を通じて保湿を続けると肌の状態がよくなります。
ベビーローションや天然植物成分配合のものでも、肌が弱い人には刺激になる場合もあるので注意が必要です。
ひじやひざ、かかと、足の裏といった、体重がかかって摩擦がおきやすいところは、どうしても角質が硬く厚くなります。
これらの部位は、もともと皮脂の分泌がはとんどないので乾燥しやすく、その結果、ターンオーバーを遅らせて、古い角質が積み重なり、分厚く硬くなるのです。
角質が硬く厚くなるのは、皮膚がすり切れないための一種の防御作用ですが、角質が厚くなると黒ずんだりガサガサしたりして見た目が悪くなるうえに、かかとや足の裏が割れて出血することもあります。
乾燥を防いで、黒ずんだり硬くなったりしないように入念にケアをするようにします。
・摩擦を避ける
頬づえをつかない、しやがむときにひざまづかない、きつい靴をはかないなど、なるべく皮膚がもの
と接触して摩擦がおきないようにします。
・保湿をして古い角質を取り除く
まめに手入れをしていると肌の状態がよくなります。
@入浴をして硬くなった部分をやわらかくします。
A軽石で表面を少しずつ削って、余分な角質を落とします。
ムリにこするのは炎症のもとになります。
B角質をやわらかくする働きのある尿素を配合した保湿クリームを塗ります。
C靴下をはいて、かかとや足の裏から水分が蒸発するのを防ぎます。
ひじやひざの乾燥がひどい場合はラップを巻いてもよいです。
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