シワになるメカニズム
シワは皮膚の表面にある皮溝が目立つようになったもので、皮膚の老化現象のひとつです。
しかし、シワには加齢によるものだけでなく、笑ったり顔をしかめたりといった表情によってできるものや、疲れたときにあらわれるものなどさまざまなものがあります。
シワは深さやできる原因によって、目の下などにあらわれる小ジワ、額や目尻などにあらわれる表情グセによるシワ、目や口のまわりに深く刻まれる真皮のシワの3つに分けられます。
シワの大きな原因には、角質層の乾燥によるシワと、真皮のダメージで起こるシワがあります。
目のまわりのシワは20代の人にもできることがあり、目のまわりや口もとは顔の中でも一番皮膚が薄く皮脂腺も少ないのに、1日に約2万回もまばたきをするので乾燥しやすく、シワになりやすいのです。
この場合のシワは一時的なもので、化粧水や美容液による水分補給や乳液、クリームでの油分補給で消すことができます。
しかし、乾燥をそのまま放置すると、角質層があれて、さらに水分が蒸発しやすくなり、シワが深くなって消えなくなります。
小ジワは早めに保湿ケアをして解消します。
顔には40あまりの表情筋が走っており、笑ったり怒ったりいろいろな表情ができるのは、表情筋が柔軟に伸縮するからです。
笑ったサ眉をしかめたり、表情が動くと顔にシワができます。
若いうちならすぐに元どおりになりますが、だんだん消えなくなり、これが表情ジワです。
表情ジワは表情筋が同じような場所で伸縮を繰り返しているうちに、その部分の真皮のコラーゲン線維の束の配列が不均等になることで発生します。
表情ジワは深い真皮のシワになっていくことが多いのですが、表情のクセを意識して直すことで予防したり、レチノールやビタミンC配合の化粧品で進行をとどめることはできます。
額や口もと、上まぶたのくぼみなど、「シワができた」と意識するのが真皮のシワです。
真皮のシワはまわりの皮膚のハリが失われて発生します。
皮膚のハリがなくなるのは、加齢や紫外線の影響で真皮のコラーゲン線維とエラスチン線維が変質して弾力を失うのと、これらのまわりを埋めるヒアルロン酸が減少して、真皮の水分量が減るためです。
できてしまった真皮のシワをケアだけでなくすことは困難ですが、早いうちから紫外線対策や乾燥予防などのケアを行うことで、できるのを遅らせることは可能です。
1日5分で小顔に変身
美顔器「エステナードソニック」
楽天で角質ケア商品をさがす
AmazonでHABAの美容液を探す |
|