小ジワのお手入れとは
乾燥によってできる小ジワは、保湿をして皮膚の乾燥を防ぐことが最優先です。
10代のうちは肌のターンオーバーが盛んでシワに悩むことは少ないですが、20代になるとやや乾燥を感じ始めますが、規則正しいターンオーバーにより角質層をうるおすセラミドなどの角層細胞間脂質もつくられるので、小ジワはまだ目立ちません。
できても化粧水をたっぷり目につけて保湿クリームでケアすれば、すぐに消えます。
しかし30代以降になると、ターンオーバーのサイクルが長くなり、つくられるセラミドの量も少なくなって乾燥しやすく、小ジワが気になるようになります。
乾燥による小ジワには、たっぷりの水分を補給して保湿します。
<保湿の方法>
@化粧水を手にとり、顔全体になじませてから、さらに目のまわりや口もとなどに重ねてつける。
A美容液も化粧水と同じように、顔全体につけてから乾燥する部分に重ねづけする。
B乾燥の激しい時期には、さらにクリームを重ねて油分でふたをして水分を閉じ込める。
美容液は、ヒアルロン酸やセラミドなど、保湿力の高い成分がを配合したものを選びます。
なお、乾燥しやすい目のまわりには専用のアイクリームなどを塗って保湿するのもよいです。
化粧水をシートに含ませて顔全体にのせておくフェイスシートパックも有効ですが、シートだけでは水分がどんどん蒸発してしまうので、その上から鼻と口の部分に穴を開けたラップをかぶせ、10分ほどパックしておくとより効果的です。
保湿のケアをしても乾燥が気になる場合は、ピーリング石けんやジェルで洗顔するスペシャルケアを行ってから保湿をすることもよいです。
古い角質を取り除くと、水分が肌に浸透しやすくなります。
リキッドやクリームタイプには、パウダーを液中に混ぜ合わせるための界面活性剤や、長持ちさせるための防腐剤が配合されているので、肌にとっては負担が大きくなります。
そこで、小ジワを防ぐために水分と油分を補給して保湿をしっかり行い、パウダーファンデーションを使うようにします。
パウダーファンデーションなら、界面活性剤や防腐剤の配合も少なめですし、落とすのもクリームやジェルタイプのクレンジング剤ですむので、肌を乾燥させずにすみます。
また、紫外線対策は日焼け止め剤をつけてからファンデーションをつけるのが効果的ですが、保湿クリームをつけてUV効果のあるファンデーションをつけるほうが肌への負担は軽くなります。
唇は皮脂腺がないので乾きやすい部分で、乾いた唇をなめてしまうと、よけい乾燥してしまうので、ワセリンやリップクリームで保湿をします。
あれて皮がむけそうなときは無理にむかずに、あれてしまったらワセリンを塗って、5cm大くらいに切ったラップでパックをすると、しっとりうるおう唇に戻ります。
健康のためには十分な睡眠と規則正しい食事が何よりも大切ですが、肌のためにも同じです。
過労や睡眠不足が続くと、体温が低下してターンオーバーがうまくいかず、角質層が乱れて乾燥がすすみシワが増えることになります。
バランスのよい食事も不可欠で、健やかな肌をつくる肉や魚、豆類などの良質のたんばく質や、抗酸化作用が高いビタミンA(緑黄色野菜)、C(果物、淡色野菜)、E(卵、うなぎなど)などを十分にとるように心がけます。
栄養が十分にとれていないと、皮膚へ栄養が届かなくなり、肌あれを招きますので、無理なダイエットはやめるようにします。
1日5分で小顔に変身
美顔器「エステナードソニック」
楽天で角質ケア商品をさがす
AmazonでHABAの美容液を探す |
|