脂性肌を改善する生活習慣とは
脂性肌の人で「体質や食生活にも要因が思い当たらない」という場合は、ストレスについてチェックしてみます。
知らず知らずにストレスをためこんでいる人は少なくありません。
ストレスのせいで、皮脂分泌が過剰になり、脂性肌になっている場合は、まずそれに気づくことが大事です。
ストレスを自覚することで脂性肌を解消する糸口が見いだせるかもしれません。
ストレス解消法にはいろいろな方法があり、自分にあったものを見つけて気持ちをすっきりさせるようにします。
①音楽を聞く
人の心を癒す音楽の力を最大限に利用し、疲れた心と体をリフレッシュします。
落ち込んだときには、無理に明るい音楽を聞いてテンションを上げる必要はありません。
悲しいときには悲しい曲を聞き、自分の気持ちを正直に吐き出してしまうことも大切です。
すっきりできたら、それから徐々に明るく元気な曲を聞くようにします。
音楽は聞くだけでなく、楽器の演奏や歌うことも効果的です。
②昼寝
ほんの少しでも眠るとその間はストレスを遮断できるので、目覚めたときにリフレッシュできます。
10～15分程度の昼寝なら、夜の睡眠に影響はありません。
働いている人はむずかしいかもしれませんが、できるだけお昼寝タイムをとるようにします。
③アロマテラピー
植物の精油の香りで心身を癒す方法で、日本でも生活に取り入れる人が増えています。
ストレス解消に効果的なのはイランイラン、ラベンダー、オレンジ、ローズなどですが、自分の好きな香りでもOKです。
リラックスすることで心身の回復力が高まります。
④ストレッチ
スポーツはストレス解消に役立ちますが、あまり得意ではないという人には、ストレッチがおすすめです。
ストレッチによって酸素が体のすみずみにいきわたり、血行がよくなるだけでなく、筋肉の緊張と弛緩を繰り返すことは体と同時に心もほぐす効果があります。
就寝前に10分程度、ストレッチの習慣を取り入れてみます。
続けることでストレスは緩和されます。
冷暖房ともに1年中エアコンの効いた部屋では、室内の湿度は低下します。
脂性肌の人は乾燥によって皮脂の分泌がさらに活発になります。
梅雨以外は加湿器を置いて乾燥を防ぐようにします。
ぬらしたタオルをかけておく、水を入れたコップを置くといった方法も、ゆるやかですが加湿効果があります。
暖房では、こたつや電気毛布を長時間使うと、肌の水分を奪い乾燥しやすいので、短時間の使用にします。
ファンヒーターなど温風のでるものは、風が直接肌に当らない場所に設置します。
たばこに含まれるニコチンには血管を収縮させる作用があり、血流がとどこおって肌のターンオーバーがスムーズにいかないと、古い角質が肌に残り、肌がカサついたりくすんだりします。
肌がカサつくと皮脂分泌が活発になるため、脂性肌の度合いが進みます。
肌細胞の生成に必要なホルモンや栄養、酸素が細胞にいきわたらないうえに、活性酸素を発生させるなど、たばこの弊害はたくさんあります。
「肌がカサつくけどテカる」といった複雑な肌トラブルを避けるためにも、禁煙はもっともシンプルで効果的な対策です。
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