脂性(あぶらしょう)肌になる原因とは
皮脂分泌が必要以上に多い肌を脂性肌といい、オイリースキンともよびます。
肌の状態はテカテカして脂っぼく、毛穴が大きく開き、鼻からほおにかけて赤みを帯びていることもあります。
また、ニキビができやすいのも特徴です。
脂性肌は「テカる」というイメージから日本人に嫌われる傾向にあるようですが、皮脂は肌の健康を保つのに重要な働きをします。
皮脂は皮脂腺から分泌され、毛包壁をとおって肌の表面に出て汗と混ざりあって乳化し、皮脂膜となって肌表面に広がりま。
皮脂膜は「天然のクリーム」とよばれ、肌表面を薄い油の膜で包み込み、ほこりや紫外線などから皮膚を守り、肌の水分を閉じ込めてうるおいを保ちます。
皮脂は肌にとって大切なものですが、過剰に分泌されると、毛穴に詰まってこキビなどトラブルの原因にもなります。
皮脂の分泌は男性ホルモンによってうながされるため、男性のほうが皮脂量は多く、女性の皮脂量は男性の85%です。
男性ホルモンは、男性の場合は畢丸や副腎皮質から分泌され、女性は卵巣や副腎皮質から分泌されています。
思春期は男女とも性腺の働きが活発になって男性ホルモンの分泌が増えるので、皮脂の分泌量が増えるのです。
皮脂腺は体全体に均等にあるのではなく、場所によって数に違いがあります。
顔の中では一般的に額や鼻、あごにかけてのTゾーンが多いといわれ、ここがテカリやすいのはそのためです。
ほとんどの女性はTゾーンの皮脂分泌が多くても、ほかの部分は乾燥している場合が多いのですが、Tゾーンだけ見て自分は脂性肌だと思い込んでいる人がいます。
洗顔料をよく泡立てて、Tゾーン、∪ゾーン、目もとの順になでるように泡を広げて手早く洗い、30度ぐらいのぬるめのお湯ですすぎます。
水気を取るときも、こすらないようにして、やさしくタオルで押さえるようにします。
洗顔のあと何もつけずに5〜10分くらい放置します。
鏡を見て顔全体に脂が浮いてテカッていたら脂性といえます。
油とり紙を使ってチェックするとわかりやすく、顔のどこに当てても油とり紙が透き通っていたら皮脂が多いといえます。
油とり紙が部分的に透き通る場合は混合肌の可能性があります。
また、油とり紙に何もつかず、肌がつつぱるなら乾燥肌の可能性があります。
油とり紙に何もつかず、つっぱらなければ、普通肌と考えてよいです。
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