くすみのお手入れとは
くすみの原因となっている古い角質を取り除く方法には、ピーリングや酵素洗顔があり、どちらも強制的に古い角質を落とすので、そのあとは、かならず十分な保湿をします。
ピーリングは化学薬品を塗って、古い角質や肌の老廃物を取り除き、ターンオーバーをうながします。
最近では、自宅でもできるピーリング剤が市販されていますが、これは薬剤の知識がない人が使ってもトラブルが起きにくいように、かなり薄めた薬品が配合されています。
即効性を求める場合は病院で相談するようにします。
酵素洗顔は、タンパク質を分解する作用によって、余分な角質を取り除く方法で、肌の新陳代謝をうながします。
肌の負担にならないようによく泡立てて、行います。
目の下の皮膚はとくに薄いうえに、眼球を動かすために細かな筋肉と血管が集まっています。
睡眠不足や目の疲れで血行不良になると、よどんでいる血液が薄い皮膚を通して見えることがあり、これが青グマです。
皮膚の薄い人や色白の人、冷え症で血行不良気味の人に多く見られます。
睡眠をよくとり、体を冷やさないようにして、適度な運動で全身の血行をよくすることが大切です。
喫煙も血行不良になるのでやめることがよいのです。
目のまわりの血行をうながすエクササイズや、ピーリングで角質ケアを行い、ビタミンC誘導体の配合された美容液をつけるのが有効です。
クレンジングでこすったり、力を入れてマッサージをするのは避けます。
ストレスや睡眠不足などで、急に顔色がくすんで見えるときがあり、そのようなときは、温冷パックを試してみます。
温めることと冷やすことを交互に繰り返す温冷パックで、血行をよくします。
寒い時期は温めるだけでもよいです。
蒸しタオルをつくるには電子レンジの使用が手軽ですが、タオルを熟めのお湯に浸して絞っても効果は同じで、行ったあとは十分に保湿ケアをします。
また、目の下のクマの応急処置には、コンシーラーが役立ちます。
温めるのと冷やすのを繰り返すと、血管が収縮したり拡張したりして血行がよくなります。
＜温冷パック＞
①タオルを2枚、水でぬらし、1枚は冷やし、1枚は電子レンジで約1分温めます。
②温かいタオルと冷たいタオルを約1分ずつ、交互に顔に乗せます。
＜目のまわりの血行をよくする＞
①あごを引いて軽く口を開け、鼻の下を伸ばして視線は上に向けます。
②上目づかいで鼻の下を伸ばしたまま、ゆっくりと下まぶたを閉じます。
③ゆっくり①に戻ります。
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