乳液と美容液の役割とは
乳液は、水を主体に15〜30%の油を配合して肌へのなじみをよくさせたもので、肌表面に薄い皮脂膜をつくり、水分を閉じ込めて肌を乾燥や刺激から守る役割があります。
乳白色なのは鉱物油などの油と水を乳化剤で混ぜ合わせているためで、乳液のベタつき感が苦手な人も、乾燥をふせぐために自分に合った感触のものを見つけて、なるべく使うようにします。
使い方は、手のひらに10円硬貨大ぐらいの量の乳液をとり、肌へのなじみをよくするために温めてから顔の中心から外側へ向かって手を押し当てるようにのばします。
皮脂の多いTゾーンは薄く、乾燥しゃすい目もとと口もとは重ねづけをします。
皮脂が気になる部分は、ティッシュで軽く押さえると、余分な油分をふき取ることができます。
乳液はメーカーによっては、エマルション、モイスチャーミルクとも呼ばれ保湿の役割もし、保湿効果を求めるなら、セラミドなどの保湿成分が配合された乳液を選びます。
ほかには、色がついていてうるおいを与えながら肌を明るく見せるティント乳液や、保湿と日焼け止めを兼ね、化粧下地にも使えるUVカット乳液、洗顔後にすぐにつけて、そのあとの化粧水や美容液の浸透を助けるブースター乳液などがあります。
また、乳液は適度に油分を含んでいるため、部分的なクレンジングやマッサージにも使うことができます。
どちらの場合も、たっぷりの量を手のひらにとり、温めてからていねいにのばします。
マッサージは、筋肉の流れに沿ってやさしく行い、グイグイとカを入れたり、ゴシゴシこすると肌への負担になり、シミやシワの原因になります。
美容液とは、セラミドやヒアルロン酸、ビタミンC、レチノールなど、肌トラブルに対応するための有効成分を濃縮して配合した化粧品のことをいいます。
化粧水よりも美容成分の濃度が濃いため、肌へ働きかける効果も大きいといえます。
また、与えたうるおいを閉じ込める役割もあります。
美容液は、浸透を助けるために手のひらにとって温めてから、額、鼻、両頬、あごの5カ所におき、顔の中心から外側へ指の腹をすべらせてなじませます。
美容成分を肌の内部まで浸透させることができるからです。
最後に手のひらで押さえて、肌の奥に美容成分を入れ込みます。
保湿用、美白用など作用の異なる美容液を2種類以上使う場合は、保湿用を先に使い、サラリとしたもの、油っぼいものの順に使います。目もとなど部分使いの美容液は最後にします。
美容液には保湿、美白、アンチエイジングといろいろな種類があり、中には洗顔後すぐに使って化粧品の浸透をよくするブースタータイプもあります。
美容液は、配合されている有効成分をチェックして、シミ、シワ、たるみ、乾燥など肌の悩みに合わせて選びます。
メーカー独自の成分もあるので、わからないものは、お店で確認をします。
使用感の重たいものよりも、軽いジェルタイプがおすすめで、べ夕べタするものには増粘剤(粘度や安定性を浴する物質)が多く配合されていて、それが肌あれの原因になることがあるからです。
また、週1回程度、シミやシワを予防するために、ビタミンC誘導体配合の美容液とイオン導入器によるスペシャルケアを行います。
イオン導入によって、塗るだけでは届かない真皮にまでビタミンCを送り込むことができます。
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