脂性肌を改善する食事とは
食べたものはその人の肌に影響を与え、脂性肌も例外ではなく、皮脂のもとを食事から摂取しているわけです。
食生活を振り返って、脂肪分の高いもの、甘いもの、掲げもの、アルコールなどをとりすぎていないか注意が必要です。
これらの食事からとる成分は体内で中性脂肪に変わって皮脂のもととなり、皮脂分泌を活発にさせます。
食べてはいけないのではありませんが、量と回数を調節します。
どの肌質にもいえることですが、かたよった食生活は避け、栄養のバランスを保つのが美肌の鍵です。
20〜30代女性の場合、1日約1800〜2000キロカロリーを目安に、たんばく質、糖質、脂質、ミネラル、ビタミンがそろった食事をします。
和食中心にして、主食と主菜、副菜、汁がある食事がおすすめです。
また、肌あれの元凶ともいえる無理なダイエットはいけません。
脂性肌の人は、必要な栄養素をまんべくなくとったうえで、さらにビタミンB6、Eを積極的にとって肌の調子を整えます。
ビタミンB6は、皮脂の分泌やたんばく質の代謝を調節する効果が期待でき、またビタミンEは抗酸化効果が高く、体内の活性酸素を除去する働きがあるといいます。
ビタミンB2を多く含む食材は、マグロ、サケ、カツオ、鶏肉などです。
ビタミンEはいろいろな食材に少しずつ含まれ、ウナギ、カボチャ、アボカド、ブロッコリーなどが代表的食材です。
中性脂肪とは、体内に貯蔵されている脂肪のことで、肝臓や食事で摂取したものからつくられます。
生きていくために大切なもので、万が一、数日間食事がとれないときには、この中性脂肪がエネルギー源として活用されます。
中性脂肪の値が高いと肥満、動脈硬化など体に悪影響をおよぼしますが、逆に値が低いと、体温調節がスムーズにいかない、臓器を外部の刺激から守る働きが不足するなどの弊害が起きます。
たんばく質は、肌の細胞の主な構成要素で、コラーゲンの源になります。
糖質は、体内でエネルギーとして使われ、不足すると体が疲労しやすくなります。
脂質は、肌にツヤ・うるおいを与えます。
ミネラルは、抗酸化効果にすぐれ、細胞を活性化させます。
ビタミンは、肌の調子を整え、活性酸素の働きを抑え、肌の老化を予防します。
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