混合肌の特徴とは
額や鼻は脂っぼいけれど、頬からあごにかけてと目のまわりは乾燥しているような、顔の部分によって皮脂の差が顕著な肌を混合肌といいます。
そもそも皮脂の分泌は一様ではなく、額は全身のなかでももっとも多く、平均を10とすると70〜90の分泌量があります。
皮脂分泌は鼻とその周辺も多く、少ないのは目のまわりや頬の周辺です。
混合肌はその落差が激しいため、顔の中に違う肌質があるのに、同じ基礎化粧品でケアをすることや、メイクをすると部分的にテカリが目立ったり化粧がくずれたりするといったことが問題になります。
日本人女性の多くが混合肌といわれていますが、その中では脂性肌と普通肌、脂性肌と乾燥肌、普通肌と乾燥肌などのパターンが考えられます。
混合肌の改善には、自分の肌質がどのような組み合わせなのか知ることが大切です。
皮脂の分泌量は年齢や季節、気温によって変わり、一般的に皮脂量は20代がもっとも多く、年齢を追って減少します。
低温・低湿の冬と高温・高湿の夏を比べると、額では冬より夏のほうが皮脂量は2倍になるといわれています。
また、1日の皮脂分泌量は平均して1〜2gとされていますが、個人差も大きく、絶え間なく一定に分泌しているわけではありません。
顔を洗うなどして肌から皮脂が奪われると2、3時間以内に急速に分泌されますが、皮脂量が回復すると分泌はゆるやかになります。
皮脂の分泌量が変化すると肌の状態も変わるので、一時の状態を見ただけで簡単に肌質を決めつけて、同じケアを続けるのはよくありません。
混合肌の特徴をつかみ、自分の肌質を見極めて正しくケアをするようにします。
混合肌のケアは、自分の顔の中で皮脂の分泌の多い部分と少ない部分がどこなのか見極めることから始まります。
1日のうちでも肌の状態は変化しますので、朝、昼、夜と鏡を見たり触ったりして状態を確かめるようにします。
これを続けていると、寝不足のときや月経前に皮脂が多くなるなど、肌質と体調や生活との関係もわかるようになります。
部分ごとに肌質に合わ止たケアをするとともに生活習慣にも注意すると、混合肌はぐんと改善されていきます。
@朝
洗顔前に鏡を見て、脂っぼいところと乾燥しているところをチェックし、見た目だけでわかりづらい場合は、人さし指で肌をさっとなぞって皮脂の量を確かめます。
次に洗顔後、スキンケア用品を何もつけずに放置して5分程のちに肌の調子を見ます。
肌がつつぱっているところがあったら、そこが乾燥している部分です。
A昼
ランチ後の化粧直しのときがチェックのタイミングで、化粧くずれが激しく、脂浮きしてテカっているところを探します。
また、乾燥してカサカサしているところや、小ジワが目立つところがないかも見ます。
B夜
夜はもっとも肌のタイプがわかりやすい時間帯で、脂っぼい部分と乾燥した部分にはっきり分かれます。
洗顔後、鏡を見てチェックします。
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