肌が乾燥する原因とは
冬に肌がカサカサしやすいのは、寒さで皮脂や汗の分泌が減り、肌表面の保湿機能が弱まるためです。
また、皮脂の分泌量が生まれつき少なくて、乾燥肌になりやすい人もいますが、大きな要因の1つには、年齢とともにセラミドなどの角質細胞間脂質や天然保湿因子(NMF)の生産量が減ることがあります。
しかし、いちばん問題なのは乾燥を招くまちがったお手入れで、メイクを完全に落とそうとして、クレンジング料でゴシゴシこすったり、熱いお湯で洗顔していると、汚れだけでなく必要な皮脂まで落としてしまいます。
すると、角質細胞間脂質の一部が失われたりNMFも減少してしまい、肌のうるおいは失われます。
さらに、皮脂分泌が多いという思い込みから、さっぱりした基礎化粧品のみを使い、乳液やクリームで保湿をしないと、水分は減少する一方になります。
それを補うために皮脂が分泌される場合は脂性肌に傾きますが、皮脂分泌が少ないままだと、乾燥肌になっていきます。
また、ダイエットのための食事制限で、肌をつくるたんばく質や脂質を控えたり、ビタミンAが不足しがちになると肌の乾燥を招いてしまいます。
@ひび割れ
乾燥肌によって肌の弾力が不足し、硬くなって脂っ気が失われるのが原因で、肌がザラザラし、水分や化粧品がしみてとヒリヒリします。
外部の刺激に弱くなるので、放置しておくと敏感肌になってしまうおそれがあります。
Aシワ
角質層の水分量が減少すると皮膚が硬くなって柔軟性が失われ、乾燥ジワができます。
これは、皮膚の表面だけにできたものなので、保湿すればもとどおりになります。
しかし、ほうっておくと乾燥は真皮にまでおよび、肌の弾力が失われて深いシワになります。
Bシミ
肌が乾燥してすぐにシミになるわけではありませんが、乾燥肌には目に見えない炎症がいつも起っています。
炎症はかならず色素沈着を起すため、それが蓄積されるとシミのできる原因になります。
C敏感肌
水分、皮脂が不足して角質がランダムにはがれ、バリア機能が低下した状態です。
紫外線や化粧品、マッサージなどの外部からの刺激に非常に弱く、赤くなったりかゆみが出たりします。
特定の物質のみにかぶれる場合はアレルギーとの関係も疑われます。
Dくすみ
乾燥によって肌の弾力が失われると、透明感やつやが失われて、肌色が暗くくすんで見えます。
とくに冬は肌が乾燥しやすくなるうえに、寒さで血行が悪くなるため、くすみの目立つ人が多くなります。
Eニキビ
肌が乾燥するとバリア機能を保とうとして皮脂が多く分泌され、毛穴に詰まると炎症を起こして二キビになります。
クレンジングや洗顔のしすぎと保湿不足から乾燥肌になり、二キビができる場合は油分を控えつつ保湿をし、肌の状態を改善するようにします。
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