ニキビ予防のお手入れとは
ニキビ予防の基本は肌を清潔に保つことで、皮膚表面や毛穴に汚れが残っているとニキビの原因になりますが、洗顔は朝晩の2回で十分です。
洗顔で皮脂を落としすぎると、肌が乾燥して角質が厚くなり、毛穴が詰まってニキビの原因をつくってしまうからです。
朝の洗顔には、脂性肌の人は洗顔料をよく泡立てて、泡で包みこむように洗い、ゴシゴシと洗うは厳禁です。
そのほかの肌質の人は、30度程度のぬるま湯でやさしく洗顔をします。
メイクをした日はファンデーションが残っているとニキビの原因になることがあるので、クレンジングをして、そのあと洗顔をします。
ノーメイクなら石けんで洗うだけでかまいませんが、やはりこすらないようにします。
洗顔後は清潔なタオルで肌を押さえるようにして水分をとります。
マッサージやパックは毛穴の奥に詰まった汚れをとり、硬くなった角質層をやわらかくするので、ニキビの予防には有効です。
しかし、すでに赤く炎症を起こしているところには刺激になって悪化させるので、避けるようにします。
ニキビが気になる肌にも保湿が必要で、保湿がしっかりしていれば、肌にうるおいが保たれてターンオーバーが正常に働きます。
すると角質が厚くならず、ニキビもできにくくなります。
保湿で大切なのはスキンケア化粧品のつけ方と選び方で、ニキビは油分が多いと悪化しやすいので、肌の状態に合わせたケアをすることが大切です。
乾燥しがちなところは、化粧水をつけて水分を補給し、乳液かクリームでふたをして水分の蒸発を防ぎます。
ニキビのできているところや脂っぼいところには、乳液やクリームはつけずに油分の少ない保湿美容液をつけるようにします。
また、最近はノンコメドジュニックといって、ニキビのできにくい油分のみを使用してつくられる化粧品もあるので、ニキビが気になる人は試してみるのもよいです。
①化粧水をつける
洗顔後できるだけ早く化粧水を手にとり、こすらずに軽く押すように肌につけ、顔全体になじませます。
目のまわりは皮膚が薄いので指先で軽くつけていきます。
②乳液または美容液をつける
乳液を化粧水と同様につけ、ニキビのできているところや皮脂分泌の多いところは保湿美容液をつけます。
③クリームをつける
目や口のまわりなど、乾燥が気になるところにつけていきます。
つけ方は乳液と同じで、ベタつきが気になる場合は、ティッシュで油分を抑えます。
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