敏感肌予防の食事と生活習慣とは
敏感肌に限らず美肌づくりのためには、たんばく質、糖質、脂質、ビタミン、ミネラルがそろったバランスのよい食事をとるのが基本です。
敏感肌の場合は、皮膚の抵抗力を高める栄養成分を積極的にとります。
たんばく質やビタミンB2、ビタミンB6、カルシウムを多く含む食品がそれに当たり、またカルシウムは、牛乳、乳製品、小魚、海藻類に多く含まれ、皮膚の炎症を抑えて抵抗力をつける働きがあります。
カルシウムの吸収に必要なビタミンDを含む食品もとるようにします。
ビタミンDは卵、しいたけ、牛乳などに多く含まれています。
また、必須脂肪酸のα－リノレン酸はアレルギー性の症状を抑える働きがあります。
さばやさんまなどの青魚、えごま油、亜麻仁油などの植物油に多く含まれ、加熱しないでとるほうが有効です。
寝不足が続いたり睡眠時間が不規則になったりすると、肌の再生がうまくいかずに古い角質が肌の表面に残り、肌が乾燥して敏感肌になりやすい状態になり、近ごろは、不眠に悩む人が多いようですが、肌のゴールデンタイムといわれる22時～午前2時の間に熟睡するよう心がけるようにします。
不眠を解消するにはいつも決まった時間に布団に入る習慣をつけ、もしも30分以上たっても眠気がやってこなかったら、思い切って布団から出ます。
この場合にはあせらずにカモミールなどのハーブティーを飲んでリラックスし、眠くなるのを待ちます。
睡眠時間が短かったとしても朝は決まった時間に起きて、睡眠リズムを整えます。
ベッドで読書する習慣がついてしまうと、『ベッド＝睡眠』ではなく『ベッド＝読書』と脳にインプットされてしまい、不眠におちいる場合もあります。
①就寝3時間前の飲食は避ける
寝る前に食べると眠くなりますが、それは血液が胃に集中して、一時的に脳が弛緩するためです。
眠っても消化器官が活発に動いているため、体を休めていることにはなりません。
就寝の3時間前には夕食をすませるのが理想的で、また、寝る前にたくさんお酒を飲むと眠りが浅くなります。
②激しい運動はしない
寝る前に激しい運動をすると脳が興奮状態になり体温が上がって寝つきが悪くなりますが、ストレッチ程度なら体をリラックスさせます。
③明るい場所へいかない
明るいところにいくと睡眠ホルモンのメラトニンの分泌が減ってしまいます。
夜はコンビニなど明るい場所にはいかないようにします。
④枕を替えてみる
体に合わない枕はよく眠れないだけでなく、首のシワの原因になります。
多少値は張りますが、セミオーダーの枕をつくる方法もあります。
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