統合失調症の症状
統合失調症とは、幻覚、妄想、まとまりのない会話、奇妙な会話や行動、情動のまとまりのなさなどの症状が1ヶ月以上続く病態であるとされます。
幻覚とは、実際に見たり、聞こえたりする対象がないにもかかわらず、見えたり、聞こえたりすることで、統合失調症では、幻聴が多く見られます。
妄想とは、事実でない事柄を事実であると確信して、訂正できない考えの障害とされ、統合失調症の妄想は、被害的内容であることが特徴といえます。
統合失調症については、心の病から脳の病という考え方に変わったといえますが、治療における心理的、社会的観点は重要視され、社会復帰に際して心理的、社会的支援が重要です。
統合失調症の初期症状の前に前駆症状の時期がある場合があり、この時期は、なんとなく落ち着かない、不安感、イライラ感、集中困難、種々の身体不調、頭痛、不眠などいわゆる不定愁訴がみられます。
統合失調症には次のタイプがあります。
@破瓜型
感情の表出が乏しく、まとまりのない言動が特徴で幻覚、妄想などもみられます。
A妄想型
妄想は、幻覚が主体の病態です。
B緊張型
奇妙な興奮状態、周囲に反応しない昏迷状態などが特徴です。
C単純型
徐々に変化していく興味の減退や、表情の乏しさ、意欲の低下や会話の減少、ひきこもり、仕事の能率や成績の低下などが特徴的です。
うつ病がんばるな!
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