てんかんの発作の原因
大脳皮質と呼ばれる脳の表面にある神経細胞が、さまざまな原因で異常な興奮を起すことにより、てんかんの発作症状は引き起こされます。
てんかんは病因により、病因が不明で素因が関係する突発性てんかんと、脳に影響を与えられる病気があるなどの原因が明らかな症候性てんかんに分けられ、その割合は、およそ3:1といわれています。
発作症状は、その脳の異常な興奮が起こる場所によって異なってきます。
てんかん発作には自然に起こる自発発作と、さまざまな誘因によって起こる誘発発作があります。
誘発発作は精神的緊張、睡眠不足、飲酒、疲労、発熱、過呼吸などが誘因になることがありますが、感覚刺激によって誘発される発作を反射発作といい、そのてんかんを反射てんかんといいます。
反射てんかんは、各種の感覚刺激でみられます。
@光過敏てんかん
光の点滅や水面からの反射光や炎のちらつきなどの視覚への刺激で誘発される発作で、反射てんかんでは最も多く見られます。
Aテレビゲームてんかん
単純に光や色による刺激に対してだけでなく、テレビゲームなどのように視覚刺激と精神的な緊張とが加わることで出現するてんかんです。
B音楽原てんかん
音楽を聴くと起こる発作です。
C驚愕てんかん
突然の音が刺激になって起こる発作で聴覚反射発作です。
D体性感覚反射発作
体を触ったり、叩いたりすることなどで反射的に起こる発作です。
E運動誘発発作
目を強く閉じたり、突然な体位の変化などの運動によって起こる発作です。
うつ病がんばるな!
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