恐怖症の不安障害
広場恐怖症とは、心理的に何かあってもすぐに逃げ出せない場所や状況を恐れる恐怖症をいいます。
狭い場所、閉鎖的な場所、拘束的な場所などで、具体的には、人ごみ、教室、会議、エレベーター、地下鉄、乗り物とくに満員電車、駅間の長い電車、新幹線、飛行機などです。
このような場所でなんともいえない不快感、圧迫感、逃げ出したくなるような焦りを覚えるので、そこを避けるようになります。
また、社交恐怖症とは、若い男女に多く見られ、人前での不安、緊張をいいます。
会議で発言するときなど周囲の人から注目されていると意識し、そのため緊張したりあがってしまい、そのことを苦にするのが典型です。
人前で赤面することを異常に恐れたり、会食の時に嘔吐してしまわないかと不安になったりする人もいます。
このような恐怖心を抱く人は次第に症状が起こる場面を避けるようになります。
また、特定の恐怖症とは、毛虫、ゴキブリ、雷、暗闇、高所など、特定のものや状況などに対して異常な恐怖心を抱き、普通の人には見られない行動をとることをいいます。
このような極めて特異的な状況に限定してみられる恐怖症は、放置しておくといつまでも同じように延々と続く傾向があります。
恐怖症性障害は、いずれのタイプにしても強い不安感を主症状とするので、その不安感を軽減するために、抗不安薬による薬物療法が行われています。
うつ病がんばるな!
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