神経性無食欲症の危険
神経性無食欲症とは、体型イメージの歪み、太ることへの極度の恐れ、食事のとり方の異常、最低限の正常体重を維持することの拒否、女性の場合は無月経や月経不順といった特徴があります。
痩せる原因となるような身体的疾患がないにもかかわらず、標準体重の80%以下の体重で、活動性が亢進し、現在の状態に対する深刻さについての認識が乏しければ、この病気が疑われます。
この病気は精神疾患の中では最も致死率の高い疾患の一つであり、早期に治療する必要があります。
治療は、疾患教育、認知行動療法や集団療法などの心理療法、薬物療法、家族へのカウンセリングなどが中心となります。
治療は体重増加のみを目的とすべきではなく、とにかく食べさせるといった強硬な姿勢はかえって逆効果になるのです。
本人の主体性を重視して、人間としての成熟、対人関係の充実、実生活での適応などを援助していくことが大切です。
うつ病がんばるな!
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