抗うつ薬をやめること
抗うつ薬を一生のみ続けるのか、やめることができるのか、長期間の服用で害がないか、などの疑問が多いのですが、これは病気の種類によって異なります。
統合失調症やてんかんといった比較的長期の治療が必要な病気を除いて、うつ病や神経症で普通に社会生活を送っている人であれば、症状が落ち着けば数ヶ月単位で薬をやめることは可能なのです。
初発のうつ病では2〜3ヶ月で症状が安定し、徐々に薬を減量していきます。
この場合、急に中止すると再発しやすいので、医師の指示にしたがって減量します。
再発性のうつ病では、一度症状が改善しても再発の危険があるので、回復しても6ヶ月から1年間は再発予防的な服薬が必要です。
また、抗うつ薬は昼間眠くなる薬かどうかについて、種類や量によって多少の眠気が起こるとされています。
抗うつ薬は興奮させる薬ではなく、薬によりそれぞれ効き方に特徴がありますが、一般に抗うつ薬は脳を休める働きをすると考えられているからです。
ですから、抗うつ薬の服用中は、自動車の運転や危険な作業に従事してはならないとされています。
うつ病がんばるな!
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