アスペルガー症候群の言語遅滞
アスペルガー症候群とは、自閉症などとともに広汎性発達障害に含まれる障害の一つで、自閉症と同様、対人関係の質的な障害とこだわり行動があるものの、自閉症と異なり言語遅滞はみられません。
また、一般的に精神遅滞を伴わないので、広汎性発達障害の中で、知的な障害や言葉の遅れがみられないものがアスペルガー症候群といえます。
アスペルガー症候群の特徴は、高機能自閉症とよく似ていて、原則として言語の遅れは見られませんが、それでも話し言葉がいんぎんであったり、独特のイントネーションで話すことなどはよくみられます。
また、多くの子供たちは「**博士」などと言われるような、ある特定の分野において秀でた知識を持っていますが、必ずしも言葉の意味や抽象的な概念を含め理解しているとは限りません。
学校教育の中でも対人関係上の困難を示すという子供も、アスペルガー症候群に近い状態なのではないかと考えられるようになっています。
しかし、診断基準があいまいなところも多いため、アスペルガー症候群の概念が広がりすぎる傾向にあるようです。
生育歴などから特性をよく考える必要があるのです。
うつ病がんばるな!
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