特定能力困難の学習障害
他のことは全く普通にできるのに、読み、書き、算数、推論などの特定能力の学習が困難な子供を学習障害といいます。
漢字を書き写すには、文字として認識する、意味を理解する、へん、つくりなどの部品に分解する、書き順を構成する、などの処理過程に分けられます。
人間の脳には、見る場所、手を動かす場所、視覚をイメージのある場所などがあり、この場所が壊れると、失認、失行、失語などの特定の機能だけが失われることがあります。
脳での処理過程は、ある場所から他の場所への信号の流れと考えられ、この場所がなかったり、また信号が不適切だと、処理過程を経ることができません。
この場合、文字の視覚イメージ、書き順などの処理に問題があるため、対処には、ひらがな、漢字については学習支援ソフトを使うか、全くダメならキーボードを用いてみます。
子供の脳は、大人の脳より書き込みが少なく、迂回路を使い、他の場所で代行できる可能性もあります。
学習障害の教育では状況、背景を探り、その子に適した支援方法を工夫し、学習障害の子に無理に苦手なことを押し付けて、性格のゆがむことのないようにしていきます。
うつ病がんばるな!
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