睡眠時の無呼吸と脚のムズムズ
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、眠っている間に呼吸が止まる病気です。
睡眠中に気道が何らかの原因でふさがり、呼吸ができずに窒息状態になります。
大きないびきが10秒以上から1分ぐらい止まり、再び激しいいびきが始まって呼吸が再開します、これが一晩の睡眠中に何回も繰り返されます。
そのため熟睡できず、日中強い眠気に襲われ、治療しないで放置しておくと、高血圧、心筋梗塞、糖尿病などの合併症を引き起こすこともあります。
昼間眠くなる症状がみられ、睡眠中に1時間に5回以上、一晩に30回以上の無呼吸があればSASと診断されます。
治療はまず肥満を解消することが先決で、他にも睡眠中に簡単な装置をつけたり、手術などの治療法があります。
また、ムズムズ脚症候群(RLS)とは、睡眠中に脚部を中心に耐えがたい不安感が生じてじっとしていられなくなる病気で、主に高齢者にみられます。
異常感は、虫がはう感じ、ムズムズ感、痛み、かゆみなどで、常に脚を動かしたくなり、動かすことにより、これらの異常感が軽くなります。
夜、床についてから生じるのが特徴で、なかなか眠れなかったり、夜中に目が覚めたり、トイレに起きた後に眠れなくなったりします。
腎不全、人工透析、慢性関節リウマチ、脳血管疾患、神経・筋疾患などが、しばしば原因になり、妊娠により発症することもあります。
治療は薬物療法が中心になります。
うつ病がんばるな!
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