抗うつ薬と風邪薬等の併用
精神科や心療内科で処方される薬で、他科から処方される薬と一緒に飲んではいけないものありませんので、風邪薬や胃薬と一緒に服用しても問題ないとされています。
また、薬はその種類によって、体内で分解される時間がさまざまですから、その薬の効果が持続する時間により、服薬の回数が1日1回だったり3回だったりしますから、自分の判断で服用回数を変えるのは危険です。
食事との関係だと、1日3回の服用の指示があった場合、食事の有無にかかわらず、薬はその時間に服用することが大切です。
それは、その時間に服用しないと、血液中の薬の濃度が低下して危険なこともあります。
また、食後に服用する目的は、空腹時に薬を服用すると胃粘膜に影響を与えやすいためですので、食事を摂らないときの服薬や、特に胃の弱い人は、胃薬も同時に処方してもらっておいて併用します。
また、薬は水かぬるま湯で服用するのが原則です。
問題になるのはお酒で、お酒と向精神薬には相乗効果があったり、予想もしていない副作用が出ることも考えられます。
例えば、お酒と抗不安薬や抗精神病薬を一緒に飲んで昏睡状態になり、意識が戻らないといった場合もあるのです。
どうしても飲みたければ、服薬後3時間を目安に間隔をあけて、お酒を少量に控えるようにします。
しかし、急性期の治療のときは、お酒はやめるべきです。
症状が安定し、生活リズムが整い、社会的な活動もできる時期であれば、薬の量も減っているでしょうから、お酒も飲んでもかまわないとされます。
睡眠をとるためのお酒は結果的に決してよいものではなく、夜中に切れたときに途中覚醒になりやすく、少しずつ量が増え、アルコール依存症を招きやすいのです。
うつ病がんばるな!
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