神経衰弱と離人症とは
神経衰弱状態は、自律神経系の過敏性や不安定性などの体質や、過敏な性格などの基盤の上に、急性の感染症、慢性疾患が加わったりすると生じやすいとされています。
症状としては、刺激に対して敏感に反応してイライラしたり、疲れやすく、集中力が低下します。
また、精神的能力が低下し、記憶力低下、判断ミスが生じ、気分は不安定、不機嫌で抑うつ感、無力感も多いようです。
身体的には、頭痛、頭重感、めまい、眼精疲労、食欲低下、性欲減退、不眠などが多いようです。
また、離人症とは、自分の存在や身体を生き生きとした現実と感じられないという体験のことを指し、自分から離れてしまっている感じ、夢の中にいるような感じと体験されることもあります。
軽いものなら健康な人でもよく見られますが、この感じが繰り返され、強い苦痛を生むようになると、病気と考えられます。
現実感喪失とは、現実感のなさが自分自身ではなくて周りの世界に感じられることを指します。
具体的には季節感、朝夕の感覚、空腹感の喪失、それに喜怒哀楽が感じられない、自分の周囲に膜がかかっている感じがするなどです。
離人症でも現実感喪失が体験されることがあります。
うつ病がんばるな!
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