てんかんと自動車の運転
以前は、てんかんという病気があるというだけで、自動車の運転免許を取得することができませんでしたが、現在は、ある一定の期間発作がなく、脳波上も波の乱れが安定している場合には、自動車の運転免許を取得することは可能です。
しかし、発病後まもなくであるとか、一定の期間発作が消失していない場合は、運転することによって交通事故に至ることも想定されるため、自動車の運転免許を取得することはできません。
すでに運転免許をしている方も、少なくとも発作が起こる可能性が大きい場合には、自動車の運転を控えた方がよいとされます。
自動車の運転は、脳神経に対して、思っている以上に大きな負担を及ぼしますから、特に睡眠不足や体の疲れがあると感じるときは、自動車の運転を避けるようします。
また、妊娠中の抗てんかん薬の服用について、抗てんかん薬に限らず、一般的に妊婦の服薬による赤ちゃんへの影響は全くないといえません。
特に抗てんかん薬は脳神経系へ作用することから、赤ちゃんの身体が形成されていく時期や出生後早期に、さまざまな影響を及ぼすことも考えられます。
妊娠が判明してから妊娠4、5ヶ月までの時期は、可能であれば、最小限の服薬にとどめることが理想的です。
また、これ以降の時期の催奇形性は比較的少なくなっていくものと考えられていますが、ないとは言えませんので、医師との相談が必要です。
うつ病がんばるな!
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