胃・十二指腸潰瘍と過敏性腸症候群
上腹部の鋭い痛みや食事をすると痛みが和らぐ、胸やけ、胃もたれ、便に血が混じる、体重減少などがあれば、胃・十二指腸潰瘍の疑いがあります。
胃・十二指腸潰瘍とは、胃や十二指腸の粘膜を胃液が溶かし、ただれてしまう状態のことです。
さまざまな要因で粘膜や粘膜の機能が低下すると、胃液が粘膜を溶かしてしまい、潰瘍になることがあります。
あらゆるストレスで、心身の不安や緊張が続くと自律神経のバランスが崩れ、胃や十二指腸潰瘍の粘膜の血行が悪くなり、抵抗力が下がり、潰瘍ができやすくなります。
毎日の深酒、食生活のかたより、辛いものが好き、睡眠不足なども潰瘍の原因になります。
また、腹痛の伴う下痢または便秘、おならが多い、おなかがゴロゴロするなどがあれば、過敏性腸症候群の疑いがあります。
胃腸に潰瘍やがんなど異常がないのに吐き気、腹痛、下痢、便秘など1ヶ月以上続きます。
便秘と下痢が交互に起こるものを不安定型、下痢だけのものを下痢型、便秘だけのものを便秘型といいます。
腸は特にストレスとの関わりが深い器官であり、この病気はストレスやそれによる自律神経のバランスによって起こるとされています。
典型的なものが下痢型で、出勤途中で何度も電車を降りて、トイレに行くような人でも、休日には、家でくつろいでいる時は全く症状がでません。
また、試験や会議など、特定の状況で症状が現れることが多く、不安感や抑うつ感、不眠などの症状が見られることからも、精神的ストレスが関係していることがわかります。
うつ病がんばるな!
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