てんかん発作の対処
てんかん発作で、1回の発作が起こるだけで生命に危険を及ぼすことはごくまれです。
体全体を引きつらせるような発作や、意識を失って倒れるような発作の場合には、転倒することによって起こる外傷を予防する必要があります。
階段などの危険な場所では、平らでできればマットレスのように柔らかい場所に移し、衣類やベルトなどを緩めて体に負担がかかるのを防ぐようにします。
食事中に発作が起こった場合には、口の中に食べ物が入った状態が続くと窒息する危険もあるため、できるだけ取り除きます。
意識がないのに動き回ったりするような発作では必ず付き添って、危険な行動を起こさないようにします。
発作が長時間続いたり、何度も繰り返したりする場合を重積状態といいますが、けいれんが見られる重積状態では特に緊急的な治療が必要です。
少しでも早くけいれん発作を止めないと、心臓などからだの重要な臓器に負担がかかることになり、その結果ショック状態に陥ることもあるのです。
この場合には、抗てんかん薬の注射や点滴注射による速やかな発作の消失が望まれます。
うつ病がんばるな!
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