うつ症状とうつ病のタイプ
うつ病でなくても、うつ症状が見られる精神障害はいろいろあります。
例えば、境界性パーソナリティ障害や自己愛性パーソナリティ障害では、うつ病と同じうつ症状が出現します。
統合失調症でも、およそ60%がうつ症状を合併し、また、妊娠中の抑うつや産後のうつもよく見られる症状です。
また、うつ病にはいくつかのタイプがあります。
躁うつ病(双極性感情障害)は、2つの極、躁とうつが交互に出るので、双極性感情障害ともいいます。
躁の時期とうつの時期がはっきり分かれるタイプと、軽い躁がうつの間に出現するタイプがあります。
双極性感情障害は気分調整剤という薬が必要になるので、治療の方法も純粋なうつ病とは違ってきます。
気分変調性障害は、時に正常な気分が数時間から数週間続くことがあっても、うつ気分が大部分を占める状態が2年以上続くような場合をいいます。
季節性うつ病は、季節の変わり目に気分が変化するうつ病で、晩秋から冬にかけてうつになり、春には回復する場合が多いが、晩春から夏にかけてうつになる人もいます。
うつ病がんばるな!
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