統合失調症の幻聴
統合失調症に罹患した人の1/4はほとんど問題なく社会に適応可能であり、1/4は多少問題があるが社会生活が可能、1/4はなかなか社会に適応するのが困難、または入退院を繰り返します。
残りの1/4は社会適応が非常に困難であったり、あるいは終生保護を余儀なくさせられる場合もあります。
また、幻聴があれば必ず統合失調症であるかについて、必ずしもそうとはいえず、幻聴を体験する人は結構いて、特に入眠時や寝起きでの幻聴は普通の人にもかなり見られる現象です。
自分を呼ぶ声を聞いたようだという人はかなりの数に上るといわれます。
2人以上の他人が対話している幻聴、特に自分を非難しているような対話である対話型の幻聴は統合失調症の特徴ともいわれましたが、広汎性発達障害者などにも見られる症状です。
老年期の認知症や、てんかんなどでも幻覚はよく見られる症状の1つです。
また、統合失調症の陽性症状とは幻覚、妄想、興奮、焦燥、まとまりのない会話や行動などを指します。
陰性症状とは自発性、意欲の低下、感情表現の乏しさ、社会活動性の低下などを指します。
陽性症状は、病気そのものによって産出された症状であり、陰性症状は、本来あるべき精神機能が病気によって失われたり、低下してしまったものと考えられます。
うつ病がんばるな!
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