月経前の日中の眠気
月経前に日中眠気が強くなることがあり、眠気の程度にもよりますが、これだけでは異常ではありません。
ただし、程度の強いものは、病気として治療の対象となることもあります。
月経は25〜38日周期で起こり、月経が続く期間は3〜7日です。
月経の始まる1週間前から、倦怠感、肩こり、むくみ、頭痛、日中の眠気、不眠、過眠、感情不安定、イライラ感、不安、抑うつ気分、下痢、便秘、乳房が張るなどといった、多彩な症状が現れ、月経開始とともに症状が消える場合があり、これを月経前症候群(PMS)といい、そのうち精神症状が重い場合を月経前不快気分障害(PMDD)といいます。
PMSはかなりの女性にみられ、症状が強くなると家庭や職場での日常生活がつらくなることもあり、怠けているのではと思われることがあり、周囲の理解が必要です。
PMDDになると症状はかなり重く治療が必要になりますが、時には治療の効果が上がらないこともあります。
PMSやPMDDが起きる理由は、はっきりしておらず、基礎体温や高温相の時期に関連するという考えや、体内時計遺伝子の一つが作用しているなどの考えがあります。
抗うつ薬、抗不安薬、漢方薬、代替療法などが試みられています。
うつ病がんばるな!
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