落ち着きない多動性障害
小学校3年生の子供が落ち着きがなく忘れ物が多いと注意されるのですが、病気でしょうか。
学校や家庭での生活に落ち着きのなくなるような原因が特に見当たらないのであれば、発達に偏りのある子である可能性があります。
落ち着きがなくじっとしていられない、集中力に欠ける、気が散りやすい、よく考えないで行動してしまうなどの特徴が明らかな場合には、多動性障害と診断されることがあり、特に男の子に多く見られます。
人の話が聞けない、何度言われても同じ失敗を繰り返す、興奮しやすく友達に対してすぐ手を出してしまうなどの特徴を示す子もいます。
学校に通うようになると、知能は低くないのに学業成績がふるわなかったり、言われたことを覚えておくことが苦手なので忘れ物が多くなったりします。
この子供たちは注意をされたり叱られることが多くなりがちで、親のしつけが悪いなどと言われることもありますが、そうではなく能力の偏りが原因なので、かかわり方や養育の仕方が大切です。
長い説教をするのではなく、短い言葉で具体的に指示を伝え、遠くから言葉をかけるのではなく、近くから必ず目を見て話します。
叱られたり注意されることが多くなりがちですが、できないことを責めるのではなく、どうしたらうまくできるかを一緒に考えます。
その場に応じた振る舞いを教えること、褒めること、努力を評価することで自身を持たせることが大切です。
うつ病がんばるな!
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