家以外では話さない子供
幼稚園に行きだした子供が、家では普通に話すのですが、幼稚園では全く口を利かないらしいのですが。
言葉を理解したり、話したりする能力は、ほぼ間違いないのに、他の人と言葉での交流を拒み、1ヶ月以上沈黙を続ける病態を緘黙症(かんもくしょう)といいます。
家族など親密な関係の人たちの中では、普通に話をし、幼稚園や学校などで話さないことで発覚します。
このように特定の場面のみで沈黙するのを選択性緘黙といいます。
普通3歳頃発症し、全児童の0、2%に出現するといわれ、人に対して緊張しやすく、過敏で、不安の強い性格、非社交的な性格が原因としてあるようです。
また、家族の中で、強い葛藤があり、自由に自分の気持ちを話さないような家庭環境なども影響するといわれています。
長期間、外での人との交流が途絶えることは、子供の社会性の発達上よくありませんから、医師の診断を受け、治療を受けることが必要です。
緘黙の子供は、沈黙を通じて、自己主張をし、自分自身を守っているとも言えますので、こうした気持ちをくみ取っていく必要がありそうです。
うつ病がんばるな!
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