睡眠と太陽の必要性
睡眠中には毎日の活動に必要なさまざまな体内の変化、体温、発汗、脈拍、血圧などの変化がみられ、成長ホルモンの分泌なども盛んになります。
睡眠中の体内の変化は、疲労の回復や心身の活動の調整に絶対必要なもので、睡眠不足は体調の悪化を招きます。
極度の睡眠不足は心身の安定を脅かし、特にストレスにさらされる生活を送っていると殊更で、ストレスの多い生活をしているときは、とにかく寝ることが大切なのです。
また、生物の活動は太陽が昇り沈むという日周リズムに影響を受けて発達し、人間も生物の一種で、その生命活動も一定のリズムで行われています。
人間は地球時間とは異なり、およそ25時間を1日と感じる体内時計を持っているとされています。
この地球時間との1時間のずれを調節するのがメラトニンというホルモンで、これは脳の松果体で作られ、副交感神経を働かせ誘発するといわれています。
メラトニンは、暗い場所で増加し眠りを誘うのですが、光を感じとると減少し、今度はセロトニンという交感神経を活発にする物質が出て、目が覚め活動的になるのです。
この体の仕組みから、昼間は十分に太陽を浴びて活動し、太陽が沈んだら休息して体を休めると、体内時計が働いてよい睡眠を得ることができるのです。
うつ病がんばるな!
スポンサードリンク
|
|